2011年12月23日

絵、色、音、リズム

久々の更新です。
ご無沙汰し、申し訳ありません。

大人になるにつれて、現実的に考えることを求められることが多くなります。
少し夢の世界に入っただけで、
「甘い」
「無駄なことを考えるな」
「現実的でない」
このように“即却下”されることも日常茶飯事。

利益追求型の社会においては、
まるで24時間現実的でないといけないような錯覚に陥ってしまうことがあります。

その反面、
若い人材に対しては、想像力を発揮することを求められたりします。
「若い力で頼む」
「新鮮な発想で頼む」
「斬新なアイデアを期待している」
このような言葉を、身近に聞いたことはないでしょうか。
誰かに言ったことはないでしょうか。

想像力は、大人になってからつけようと思っても、つくものではないと思うのです。
残念ながら。
小さな頃、絵本や物語から受けた刺激が進化し脱皮して、
大きくなってから花開くことが、あるような感じ…
子どもたちを見ていると、それを強く感じることがあります。

絵本やぬりえ、パズルが好きだった子は、
大きくなってから、応用力がつくのが速かったり、たくましい理解力となって現れます。

子どもの頃は、好きな色や絵を見ているだけで幸せだったり、
絵やパズルが完成していくのがとっても楽しみだったり…
答えのない世界に、小さな幸せがたくさんあります。

こういう一見遠回りしていそうな時間の確保は、
後になって実に重要な要素となるのです。

たくましい想像力は、何かの問題を解決する時に役立ちます。
ステレオタイプを打ち崩す発想ができるからです。
今あるものを有機的に結び付けて、新しい形を作り上げることができる、
そんな能力と言った方がいいかもしれません。

あまり小さいときから答えがすぐに出るような世界におかず、
好きに考えさせる時間をたっぷり取ってあげることは、
発想の貯金をしているようなものです。

成長すると、
貯金はなかなか増えません。
むしろ貯金を切り崩していく方が多いかもしれません。

ならば、貯金できるときにしておいたほうがいい。
できれば幼少期に、
いろいろな絵や色、パズル、音楽、リズムに触れる時間を作ってあげてください。

きっと、あなたのお子さんは感受性が豊かになり、
想像力がたくましく、
好奇心も旺盛で、
後に学力にも結び付く結果につながることでしょう。
(大人になってから始めた方は、老化防止につながること、間違いない手(チョキ)
posted by kumpu at 03:22| 教育

2011年09月25日

自分のことは自分でできる子に

先週はKの大事な記念日があった日…ですが…

すっかり仕事に没頭し…

某大手予備校の方と教育について熱く語り合い…

しっかり意気投合しました。

結局、社会に出て通用する子を育てるのが基本であり、

いくらお腹を痛めた子であっても、ペットのように子どもをかわいがる「かわいい」では
いけないということです。

親自身の寂しさを紛らわすためや親の存在の証明のために、子どもを使うのはおかしい。

「ママ〜!」

って来てくれるのは本当にうれしいですね。
自分の居場所が見つかった気がして。

でも、いつもママがいないといけない子に育てるのは、ママの身勝手じゃないのかな。

ママが寂しさを抱えていると、子どもで紛らわそうとする気持ちはとてもよくわかるけれど、

その子はいずれ就職先を探して、自分で生きていかねばならない身。

障害があってもたくましく生きなければならない今の世の中、

五体満足、五感も正常な子が就職できないのを、社会のせいだけにして、いいのかしら…

こうなってほしい、ああなってほしい、ではなくて、

理想があるのなら、親がぐらぐら揺れたりブレたりせずに、目標の実現に向けて育てていかねばならなりません。

最近のママたちに多いのが、

将来性のある子に育ってほしい!

と望みながら、

学校の用意やら休みの宿題やらスケジュール管理やら、

気づいたらすべて親がやってあげている方たち。

子どもはペットのように「待機」「受信」状態です。

失敗してもいいから、一緒にやるか、または自分でやらせましょうよ。

成功体験が子ども自身の成長に大きくつながります。

成功体験をさせずに子どもが何でも自分でできるようになるなんて、大間違い。

成功体験をするまでには、失敗がついてくるのも、当たり前。

自分でできることは、小さなうちから、少しずつ自分でできるようにしてあげてください。

posted by kumpu at 12:23| 教育

2011年08月07日

はじめての…一人旅?!

今日はIちゃんのお話です。

Iちゃんは中学生ですが、
計画を立てても、結果が伴わないというか、
いわゆる「自分なりに頑張ってるけど、結果がついてこない」というタイプのお嬢さんです。

学校の人間関係でも同様な感じで、お母さんから相談を受けております。
そんな関係から最近よくIちゃんとお話をする機会があったのですが、(お母さんにも話したことですが、)少しKは気になっていました。

言葉の断定が多いわりに、それは、広い体験から来るものではなく、ほとんどは想像の世界で結論をだしてしまいがち…
社会経験数が少ないまま育ってしまったのかな。

また、特定のテーマについて数人で会話が進んでいるのにもかかわらず、
「先生、私○○なんですよー」
と、(無意識に)自分中心の話題に引き戻してしまう点。
どうも我慢できずに突発的に言葉が出てしまうようなのです。
情緒障害のお子さんではありません。

これらの点から、
大人4人に囲まれて暮らしていることも助長しているのかわかりませんが、
社会経験値の低さと、会話の流れなど関係なく、とにかく自分にスポットが当たることで愛情の度合いを測るという癖がついているのかもしれない、と思ったのです。
同級生にしてみると、思春期の子供たちですから、こういう会話の仕方は、受け入れにくいのかもしれません。

そこで、お母さんに相談し、夏期講習の間、行きは車ではなく、バスと電車を乗り継いで一人で来てもらうことにしました。

こういうお子さんには、実際の体験が大切、とKは思ったからです。

自分の大丈夫、という自信(予想)が、現実にも大丈夫かどうか、すり合わせをするいい体験になるからです。

その前の週に駅に行って、実際に練習しました。
結果は、失敗。
待ち合わせの時間に大幅に遅れてしまったため、電車に乗り遅れたのです。

当日。

昔、『お父さんは心配性』という漫画がありましたが、

その名が浮かぶくらい、お母さんはとても心配されて、本当に心配されて、

でも本人が大丈夫というので、本人に任せて見送ったのでした。


1日目。失敗。

時間通りに駅には着けたものの、乗車ホームがわからず、うろうろして時間切れ。
Kに連絡してきたのは、そのずっと後になってからでした。

わからなくなったらどうすればいいか、が分からなかったんですね。

この日、KはIちゃんには「今日はそのままお家に帰りなさい」と伝え、

ご家族に、ちょっぴり厳しく伝えました。
自分の子どもの心配をするなら、困った時の対処法を教えてあげてほしい、と。
対処法を教えることなしに、ただ大丈夫かしら、と心配しても、
何の解決にもならないことを、知ってほしかったのです。

お母さんは、
「1回乗っているし、前日も切符売り場にいって確認してしっかり準備したのに、なんでできないのかしら…(がっくりもうやだ〜(悲しい顔))」という感じ。

2日目。成功。

到着駅までKがお迎えに行ってあげました。
何気なく、どうやって来たかを聞くと、
「家から駅まで40分くらい歩きました」とのこと。

よ、40分?!

都会のサラリーマンだって、40分は歩かないよ。

夏の、炎天下。
熱中症など、何かあったら大変。

(これは、他の方法を探さないと…)

そこで、バスルートの書いてある地図をIちゃんに見せて、最寄りの駅とバスを乗り継いで来れないか、ルート検証してみることにしました。

Iちゃんは家からA駅まで歩いて40分のところに住んでいます。
その間、バスは出ていません。

そこで、最寄駅は…と探すと、

B駅まで、歩いて15分くらいのところ。

(B駅を使って、なんとか波田までこれないかな?)

そこで、バスルートをたどって行くと、C駅が引っ掛かりました。
C駅からDバス停までバスで来て、そこから別便に乗り継ぐと、波田まで来れるのです。
しかも、そのバスは降車場所は自由。降りたいときに降りられるのです。

A駅を使うと、片道560円。
B駅から乗り換えで波田まで来ると、中学生料金で480円。

全体的な所要時間は30分ほど多くかかってしまうけど、料金は安くなる上に、
連続して歩く時間が圧倒的に少ないので、このルートで設定してみました。

切符の買い方・バスの乗り場がわからないというので、

とにかく駅員さんに聞くこと、

うろうろする前にまず聞くこと、を徹底させ、

何時にどこで降りて、バスの運転手さんにいつお金を払うのか、など基本事項を地図に書き入れ、

自分でシミュレーションできるまで、

地図を見ながら全体像を把握させていきました。

そして地図をコピーし、該当の時刻表を裏側にくっつけて、
家に貼っておく用と自分で持つ用に分けて、渡したのでした。

3日目。成功!

初めてのルートにも関わらず、Kと約束した通りに来れたのです。

教室に入ってきた瞬間、

「先生!着きました!!!」

とすごく嬉しそうな顔。

本当に本当にうれしそうでした。

Kも、すごくうれしかった。

よく頑張ったね、よく来たね。

事前準備というのは、こういうことを言うんです。

成功するために、準備をするんです。

今なら分かるだろう、と思い、KはIちゃんに言いました。

「計画を立てるということは、こうやって形にさせなければ意味がないんだよ。

他のことでも同じだよ。

何かをしようと決めたら、やってのけて初めて評価してもらえるんだよ。

昨日一緒に準備したように、準備はとても大変。

でも、がんばって準備して、それが成功して、形にできたら、

そっちの喜びの方が大きいでしょ?

だから、これからは、今日気づいたことを生かして行動するんだよ。」

今までのIちゃんは、すぐに「そうですね。」「わかりました。」

と返していたのですが、

その時の彼女は即答せず、「…そういうことかぁ。」

とつぶやくように答え、言葉の意味を(初めて?)理解しようとしているようにKには見えました。

一緒に乗り越えた経験をどう生かすかは彼女次第。

それを今後も応援していくのが当会です。
posted by kumpu at 19:23| 教育

2011年07月29日

事後報告…第6回E-UP講座終了しました。

事後報告で本当にすみません!!!
どうなることか分からなかったものですから…公開できずにおりました。

第6回E-UP講座、終了しました。

一部の方にしかお伝えできず、大変申し訳ありません。
今回は、第23回国連軍縮会議の傍聴を考えておりましたので、
空席状況、抽選状況などの関係から、公開せずに中学3年生を対象に行いました。

国連の会議が松本で開かれるということは、大変貴重な機会であり、
国際的であるということが、決して雲の上の存在ではないことを子どもたちに学ばせるいい機会でもあったわけです。

しかし傍聴には抽選に選ばれた人のみ傍聴可、ということ…

最終日の高校生のトークセッションが塾内生には一番身近に感じられるかな、と思い、
せっせと塾の子たちの葉書を出したのですが、
小沢氏のコンサートと重なったせいか、大変な応募数だったそうで、
残念ながら全員落選…

ということで、だめかなぁ…と諦めていたところ、
なんと他の会議の傍聴には残席がある、との情報をもらい、
急きょ28日の会議に中学3年生を集めて連れて行ってきたのでした。

<28日のプログラム>

全体会議Y:核兵器禁止条約:願望から交渉へ

議長:山本武彦(早稲田大教授)

発表者:

『交渉に向けた政治的プロセス』
川崎哲(ピースボート共同代表)

『条約の検証に関する課題』
ジェームズ・アクトン(カーネギー国際平和財団研究員)

『他の軍縮条約交渉からの教訓』
アラン・ウェア(反核国際法律協会コンサルタント)

『政府の視点』
イ・グスティ・アグン・ウェサカ・プジャ
(ウィーン国際機関インドネシア政府常駐代表)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


国際会議自体初めての子どもたち。

通訳のイヤホンをどうやって耳にかけるの?

から始まり、

スイッチはどこ?

チャンネルは?

とみんなで相談していました。

会議が始まる前、ロビーで折りヅルをたくさん折ったり、

心の盛り上がりも準備できたころ、会議開始。

この軍縮会議で子どもたちに学ばせたかったことがあります。

ひらめき参加国が、決して満場一致で軍縮へ向けて具体的にまい進しているわけではないこと、

各国間の緊張した駆け引きや、どこまでを進めて、どこは課題にするか、

といった微妙なやりとりがあり、またそれに対してどう会議を収めていくのか…

といった国際関係部分

ひらめき会議を運営するにあたり、国連職員なのか外務省職員なのかわかりませんが、とにかく事務局の職員が男性女性共に互角にバリバリと仕事をこなしている点

ひらめき日本人職員と外国籍(?)職員が当たり前に同じ机で仕事をしている姿

ひらめき生の英語を聞きながら、通訳のイヤホンも聞くという経験

ひらめきテレビでよく見る大臣(今回は川口元大臣が参加)や各国大使らが目の前にいるという臨場感

ひらめき国際会議が実は雲の上の存在ではないという親近感

ひらめき第一線で活動している人たちの情報量とスピード感

といった点です。

電車の時間が迫っていたため、会議をすべて傍聴できなかったものの、

参加した生徒たちと後でまとめの時間をつくりました。

国際競争力と日本の教育について、陰山メソッドの陰山先生が信毎に載せた記事を補助教材に使って、

みんなで今後の気持ちの持ち方、目線の広げ方について考えました。

(中学生に対しては、核軍縮自体について語ることより、自分の人生に置き換えて今日の興奮を明日にどうつなげていくのかを考えることの方が教育では大事と思っています)

「円安の方がいいの?円高の方がいいの?」

「お年寄りがこれからたくさん増えて、子どもの数が減ってしまったら、日本はどうなっちゃうの?」

「正社員で就職するには、自分の中で何を身につければいいんだろう?」

「これからもっと外国の人と競争しなくてはいけなくなってしまうんだね。私今のままなら負けちゃうよ。」

「日本の若者が怠けていたらいけないね。」

こういった意見や疑問が出されました。

Kが考えることについては、Kなりのコメント出したりもしましたが、

まとめとして子どもたちに言ったことがあります。

「あれが問題だ、これが問題だ、ってことなら誰でも言える。自分が提起した問題に対して、じゃあ自分ならどうやって解決していこうか、という解決策までを考えられる人になろうとすることが、これからのみんなに求められていることだよ。」

それを聞いた子の一人が、

「じゃあ…、やっぱ勉強はした方がいいよね?」

という質問をしてきました。

皆さんならなんと答えますか?


Kはこう答えました。

「学校で教えられる内容はたくさんある。その知識や情報を整理できなかったり、自分のたてた目標を達成できない人が、会社で働いているときに出てきた問題を整理できたり、会社の目標を達成できると思う?」

「できないと思う。」

と生徒たち。そこで、こんな質問をしてみた。

「あなたたちが経営者なら、そういう人を採用したいと思う?」

「思わない。」

生徒たちが即答したので、まとめに入りました。

「じゃあ、まず社会に出る前に、自分の力を勉強で試してみたらどう?知識を整理したり、計画を立てて実行したり…失敗しても誰にも責任が及ばないし、社会に出るためのいい練習になるんじゃない?」

その翌日…(つまり今日)

今、昨日の生徒たちが自習に来ています。

誰に言われたわけでもないのに。

がり勉しているわけではなさそう。

笑い声も聞こえる。

でも、シーンとしている時間もたくさんある。

参加した子たちにとっていい経験だったと思えるようになるには、スタートしたこれからです。

大人たちもその気持ちをサポートしなくてはなりません。

このモチベーションをどう維持させ発展させていくかも、当会とご家庭の役目であると思っております。

posted by kumpu at 15:50| イベント

2011年05月19日

巣立ちのためのインターン

当会を卒業した生徒2名が、自ら希望して、社会勉強にくることになりましたるんるん

もちろん、学習指導ではありませんよ。
週に1日とか、2日とか、簡単な事務アシスタントですが、加えて、それぞれの担当者への情報の橋渡しという、大事な役も練習することに。

担当とも、やはり基礎的なホウレンソウは教えないとね、とのことで、決定。

2人にとっては、おそらく生まれて初めて継続的に社会的な責任を担う経験になるのだと思います。
最初は、できないことの方が多いかもしれない。

それでも、自立に向けて自分にできることから始めようと思った気持ちを、大切に育てていってほしいので、失敗を恐れずに、とにかくこちらは見守りながら、やらせてみることが大切です。
そこから、徐々に自分の自信をつけて、活動の場を広げていけばいいのだから。

さぁ、ついに、社会人実習開始です。

数年前の、やる気を引き出す会話から始まって、今こうして社会への巣立ちを練習しようとする子どもたちの成長を目の当たりにするとき、

辛いこともたくさんあったけれど、本当に、この塾を始めて良かった、と思う。

薫風は生徒の心と共にある学習塾です。
posted by kumpu at 22:01| 教育

2011年05月05日

一人前という枠

「母親になって、一人前。子を持たずして、生意気なことを言うな」

Kは面と向かってこんなことを何度も言われている。

しかし、こんなことがあった。

友人の話。

「この数カ月、夫婦で病院に世話になった。いろいろな検査を何回も受けた結果、子どものできない体であることが分かった。世の中には、欲しくでもできない人たちが五万といる。なのに、周りは無神経に「子どもを早く作れ!」という。自分のことを、いちいち説明して回るような話じゃないし、子どもをほしくない夫婦なんてホントにごくごくわずかだよ!ほしくてもできない数の方が多いんだよ!と思う。」

Kは、今まで、大きな負い目がありました。
子どもがいないという負い目。
でも、友人の淡々と語る口調を聞いているうちに、ふと、思った。

子どもができて一人前と考える人は、子どもができない夫婦を、人を、一生、認めないってことなのか?

欲しくてもできないという「子どもがいない人」と、まだいらないという「子どもがいない人」とを、ひとくくりに考えないでほしいのだが・・・。

子どもがいないからこそ、見えることもある。気づくこともある。芽生える気持ちがある。

悲しみや優しさがある。

これらの部分は、認めるうちには入らないのか?

冒頭、半人前だの、一人前だの、そんなちっぽけな枠の中に、人の人生を押し込めないでほしい。

それぞれの人が、それぞれの人生において目を付けた自分の長所を生かしながら生きることを、

もっと大きな声で、堂々と言ってのける人生を生きようと、

Kは最近、強く思う。
posted by kumpu at 22:12| 日記

2010年12月30日

第5回E-UP講座終了しました

12/27 第5回E−UP講座

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おかげさまで、大変盛り上がりました。
たくさんの方のご参加、ありがとうございました。

今回は専門家といっても、お菓子作りの専門家に指導してもらいました。

クッキーとロールケーキを作ったのですが、

主役は子ども。
みんな頑張って作っていました。

普段なかなか見えない(?!)、必死に頑張る姿。

…ものすごく泡立てるのが大変だったんですよ!
ケーキの生地。

最近は電動モノが多い中、今回は手で、マニュアルで、すべて頑張りました。

若い力ですから、みんな(笑)

特にクッキーはとっても簡単で、でも個性が発揮できて、そしてすぐに作れるものでした。

「早速、材料を買ってきました。
お正月用に作ってお客様に出すと言って、張り切っています☆」

というお母さんの声がありました。

こうやって、子どもは楽しみながら日本文化を継承していくんです。

楽しく、でもしっかり大人の想いを伝える。
これが、Kの挑戦。

あきらめない、信じ続ける。

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皆さま、よいお年を♪
posted by kumpu at 00:20| イベント

2010年12月23日

第5回E-UP講座開催します

12月27日18:30〜@波田公民館にて、
第5回E-UP講座を開催します。

今回は内容を少し変えて、伊藤奈津子パティシエを迎えてのお菓子作りに挑戦です。

お子さんがお菓子作りを担当します。

保護者の皆さんはそれを見守ってあげてくださいね^^

危なっかしかったら、そっと手を添えたり、どうしたらいいかを教えてあげてほしいのです。

主役は子どもたちです。

これからの男女は、自分の力で生きていくたくましさを要求されます。

温かい巣にいた子が、いきなりジャングルに放り出されたら、

当然怖がり、なるべく行動範囲を広げないでいるようになるでしょう。

自転車に乗れない子どもには、補助輪から入りますね。

同様に、

巣立ちは自転車の訓練と同じ。

少しずつ、自分でできることを増やしていくことです。

包丁や火を使っても、危険を知った上で、自分でできるようになること。

きっと、自分で作ったお菓子は美味しいよ。

さぁ、みんなでやってみようるんるん
posted by kumpu at 17:40| イベント

2010年12月17日

山雅ジュニアの成長

しばらくご無沙汰しておりまして、申し訳ありませんでした。

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11月に小中学校チラベルトカップという、サッカー大会がありました。
県内の小中学校のサッカークラブ他、山雅ジュニアなどプロチームのユースたちも参加。

決勝までは行きませんでしたが、当会の生徒も波田中サッカー部として、
(1年生なのに)しっかり試合に出場している勇ましい姿もありました。
(先生は涙が出てくる…最近涙もろくなりました)

さて、山雅のユースチーム、(Kが勝手に山雅ジュニアと呼んでおります…)3位だったんです。
そこで、表彰式の前にインタビューしてみました。

K「山雅の名前を背負っているプレッシャーはある?」
主将「はい、常にあります。いい試合をしないと、先輩たちに申し訳ないと思う。」

K「今回は、優勝を狙っていた?」
主将「はい、狙っていました。」

K「最初の試合をしてみて、どうだった?」
主将「あ、きつい、と思いました。」

K「印象に残った部分は?」
主将「PK戦になって、自分たちのチームが最後の1点を決めたところです」

K「一番大変だったことは?」
主将の隣にいた元気な選手「負けそうになった時に、負けムードの気持ちから勝ちムードの気持ちへと切り替えるのが大変だった。でも、タイムをとったときにみんなで気持ちを入れ替えるように、みんなで一瞬で気持ちを確認して、それから風を変えたこと。」


すごい。と思った点が2点ありました。
まず、自分ひとりが頑張ったといういい方を誰もしなかったこと。
チームで頑張った、というあくまでチームでの勝利をみんなで喜んでいたこと。

それから、負けムードの気持ちを切り替えて、勝ちムードに自分の気持ちを持っていったこと。
これは、大人でもなかなかできることではない。

山雅ジュニアたちは、まだまだ成長期の体で精いっぱいぶつかり、そしてたくましく成長をしている、そう思いました。


がんばれ、ジュニアたち。
posted by kumpu at 12:11| 日記

2010年09月28日

NPO法人の舞台裏

NPO法人。

日本語では

非営利特定法人

と言って、その名の通り、非営利で運営する組織のことを指します。

最近、NPOという言葉をよく聞くようになりました。

聞こえからは、まるですごいことをしているような、

住民の味方のような言葉です。

信念を持って、一生懸命運営している団体なら、

評価されるべき、称賛されるべきですが、

残念ながらそうではない団体もそれなりにあるようです。

収支報告・社員登録が虚偽だったり(監査を通しているように見せかけたり、公文書偽造の疑いあり)、

資金の私的流用が日常茶飯事に行われていたり(監査・理事もグルになっていたり)、

理事ががっちり近親者で固められていたり(実態がない組織)、

それはすごい現状だったりします。

残念なお話ですが、頑張っている団体がある一方、NPOの本来の主旨を、悪用する人がいるのです。

諸悪の根源がはびこったままでいる原因は、なぜなのか。

その理由は、私たち市民側の認識不足と、行政の管理不足にあります。

たとえば長野県では、県の業務として、NPOを推進しているものの、監査機関や第3者的評価機関を設けていません。

従って、NPOを作ったり認可したりすることには協力しますが、

その後の組織内のトラブル、不正書類の提出等への予防・相談には一切応じないのです。

法人内で処理できないからこそ県に相談に行ったのに、それは法人内で解決することなので県は何もできない、という姿勢です。

種をまくだけまいて、後は知りません、という姿勢ですので、

現状では、

私たち市民もそれなりの知識と予防、対応を考えてから入会したり、会員、社員や役員として活動することが必要です。

こんな問題が実際にあります。


●純粋に社会に役に立ちたいと思って役員になったら、実態は補助金目当てだけのとんでもない組織だった。理事も監事も近親者だらけで、正直者がバカをみている現状。責任を全うできないのは関係者としてはなはだ困る。

という例。

法人には定款(ていかん)というものが存在します。
定款は、法人の活動を行う上での規則です。

世の中に法律があるように、
NPO法人には定款があるのです。

そしてすべてはこの定款にのっとって組織が運営されていきます。

誰かの作ったNPOに入会して、社会奉仕をしたいとお考えの方は、この定款をまずしっかり読むことが大事なポイント。

といっても、どこを読んだらいいか、困ってしまいますよね。

exclamation大事なポイントexclamation


ひらめきその@ 退会の項目を読むこと

正会員の項目だけでなく、もしかして社員や理事になったりした後に、
万が一のトラブルの際、どうやったら退会できるのかを知ってから、入会を決めましょう。

場合によってはすぐにやめられないこともあるのです。

たとえば、某NPO法人の理事の進退に関する定款はざっと次のようになっていました。

・任期は2年
・総会の承認を得て辞任が認められる
・任期途中で辞任しても、後任が見つかるまでは辞められない
・任期満了しても、後任が見つかるまでは延長しなくてはならない

これはどういうことを言っているか、わかりますか?
辞任届は事実上、意味をなさないということです。

ここで知っておいてほしいのが、
理事の場合は名前が登記簿に記載されますので、

登記簿から名前が削除されない限り、責任があり続けることになります。

つまり、辞任届を出しても出さなくても、このNPO法人の理事の場合は「後任がみつかるまで」辞められないのです。
さらに、辞めたくても、登記簿から名前を削除されないと、完全に離れたことにならないのです。

では、どうしたら登記簿から削除してもらえるのか。

・理事会が後任を探す
・総会で承認される

この2点を満たさないとできないのです。

たとえば理事の中に悪意ある者がいて、
総会を妨害したり、
後任を探さずに放ったらかしたら、

いつまでも辞められないのです。辞めたいのに辞められない。というか、辞めさせてもらえないのです。

こんな矛盾した定款を使うNPO法人の正会員や賛助会員になったって、いいことはありません。
食い物にされるだけです。

たとえお知り合いからお誘いを受けたとしても、
絶対に断るべきです。

事例として、次の被害があります。

社員として名前を貸してくれと言われ、
大したことないと思って名前を貸していたが、
いつの間にか理事として登記されていた、
という人がいました。
知らないうちに理事になるということは、
理事承諾の署名を自分ではない誰かがしたということですから、
その当時の理事長に公文書偽造の疑いが生じてきます。


ひらめきそのA 理事会と総会の招集者が誰かを確認する

通常は理事長が総会を招集しますが、悪意ある理事長は理事会や総会を開いたことにして(実際は開いていない)、自分に都合よく議事録を書いたり、収支報告書を仕上げたりすることがあります。

そこで、総会の招集権を持つ者は、理事長だけでなく、他の役員にも認められているのが好ましいです。

たとえば監事にもその権利があったり、

活動に異常が見られた場合は他の理事や社員にも理事会や総会を招集する権利があったりという、力の分散が必要です。

(ただし、理事長と監事が内縁の夫婦関係だったりすることがありますので、一見姓が違って他人のように見えることもあります。ほんと、悪意ある団体はあなどれません。)


その他、定款とは違いますが、確認の方法があります。

ひらめきそのB 理事会では通帳を見る機会はあるか

悪意ある理事長の場合、自分が代表印も通帳も持っている場合が100%といっても過言でないでしょう。
というのも、私的に使い込んだ過去がある場合、記帳にすべて出てしまうため、通帳を他人に見せられないからです。
理事会で要請しても、通帳を持ってくるはずがありません。
(ここから内部トラブルが発生するケースがほとんどです)

従って、理事会の要請に応じて通帳を見せる機会があるか、確認してみるとよいでしょう。

その際は、文章で質問し、文書で返答をもらうといいでしょう。(電話だと言った言わないのケンカになります)

また、いくら知り合いであったとしても、
理事長に入会金を手渡しで渡すことはお勧めしません。
かならず、現金書留で送って証拠を残しておくか、
できるだけ銀行の振り込みを利用して、
いつどの口座にいくら支払ったのかを明確に残しておくべきです。
その際、もしも理事長の個人名の口座名義になっていたら、
かなり危ない…ということです。
振り込む前に、理由を聞いてみましょう。

その際、文書での回答を求めるのが賢明です。
なにかあった時の証拠になります。

ひらめきそのC 理事会の要請に応じて議事録を見ることができるか

悪意ある理事長が作成した議事録は、理事であっても、みることができません。(虚偽なので、見せないからです。)

その際は、文章で質問し、文書で返答をもらうといいでしょう。(電話だと言った言わないのケンカになります)

ひらめきそのD 定期的に活動報告をしているか

純粋に社会のために役立ちたい団体は、ブログをつけるなり、HPを更新するなり、メーリングリストを作るなり、何らかの活動やその動きを報告しています。
組織を立ち上げました、補助金をもらいました、ちょこちょこ新聞に取り上げられました、程度の報告では、あてになりません。

最近の新聞は、聞いた話をうのみにして、裏を取らずに記事にするいい加減な記者もいます。C新聞の例では、実例もあります。


これらの最低限の5つの項目は、きちんと調べた方がいいです。
健全なNPOの下で活動すると、達成感と充実感を味わえます。

不健全なNPOの下で活動しようとすると、
最後は金銭的なトラブルで大もめにもめるか、泣き寝入りすることになります。

トラブルになった場合、長野県の場合は相談に乗ってくれるかと言うと、一切のってくれません。

法人内のことは、法人内で解決しろ、という姿勢なのです。

自己責任。だます方より、だまされた方が悪いのだということです。

法人内で解決できないからこそ、どこかに解決の糸口を探さなくてはならないのに、その窓口がないのです。

長野県の職員に聞いてみたところ、
次のようなコメントが来ました。

「たとえ提出された書類が不正であるとこちらで分かっていても、文章と数字に手落ちがなければ受理せざるを得ない」

というものでした。

つまり、相手が犯罪者であるとわかっていても、知らないふりをするということです。

皆さんは、どう思いますか?

私たちも自己責任で行動する必要がありますし、

行政側の姿勢も、変わらないといけません。


ここまで読んでくださった方のために、
最後にもう一つ、付け加えておきます。

法人を解散する場合、
清算人が財産を清算します。
この時に、通帳も当然必要になります。

さらに公報に3回の解散告知をしなくてはなりませんので、
約10万円ほどかかります。

これも、誰が払うかでもめる原因にもなります。

被害に遭わないように、どうかお気を付けください。

posted by kumpu at 14:50| 気まぐれ講座