2011年07月29日

事後報告…第6回E-UP講座終了しました。

事後報告で本当にすみません!!!
どうなることか分からなかったものですから…公開できずにおりました。

第6回E-UP講座、終了しました。

一部の方にしかお伝えできず、大変申し訳ありません。
今回は、第23回国連軍縮会議の傍聴を考えておりましたので、
空席状況、抽選状況などの関係から、公開せずに中学3年生を対象に行いました。

国連の会議が松本で開かれるということは、大変貴重な機会であり、
国際的であるということが、決して雲の上の存在ではないことを子どもたちに学ばせるいい機会でもあったわけです。

しかし傍聴には抽選に選ばれた人のみ傍聴可、ということ…

最終日の高校生のトークセッションが塾内生には一番身近に感じられるかな、と思い、
せっせと塾の子たちの葉書を出したのですが、
小沢氏のコンサートと重なったせいか、大変な応募数だったそうで、
残念ながら全員落選…

ということで、だめかなぁ…と諦めていたところ、
なんと他の会議の傍聴には残席がある、との情報をもらい、
急きょ28日の会議に中学3年生を集めて連れて行ってきたのでした。

<28日のプログラム>

全体会議Y:核兵器禁止条約:願望から交渉へ

議長:山本武彦(早稲田大教授)

発表者:

『交渉に向けた政治的プロセス』
川崎哲(ピースボート共同代表)

『条約の検証に関する課題』
ジェームズ・アクトン(カーネギー国際平和財団研究員)

『他の軍縮条約交渉からの教訓』
アラン・ウェア(反核国際法律協会コンサルタント)

『政府の視点』
イ・グスティ・アグン・ウェサカ・プジャ
(ウィーン国際機関インドネシア政府常駐代表)

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国際会議自体初めての子どもたち。

通訳のイヤホンをどうやって耳にかけるの?

から始まり、

スイッチはどこ?

チャンネルは?

とみんなで相談していました。

会議が始まる前、ロビーで折りヅルをたくさん折ったり、

心の盛り上がりも準備できたころ、会議開始。

この軍縮会議で子どもたちに学ばせたかったことがあります。

ひらめき参加国が、決して満場一致で軍縮へ向けて具体的にまい進しているわけではないこと、

各国間の緊張した駆け引きや、どこまでを進めて、どこは課題にするか、

といった微妙なやりとりがあり、またそれに対してどう会議を収めていくのか…

といった国際関係部分

ひらめき会議を運営するにあたり、国連職員なのか外務省職員なのかわかりませんが、とにかく事務局の職員が男性女性共に互角にバリバリと仕事をこなしている点

ひらめき日本人職員と外国籍(?)職員が当たり前に同じ机で仕事をしている姿

ひらめき生の英語を聞きながら、通訳のイヤホンも聞くという経験

ひらめきテレビでよく見る大臣(今回は川口元大臣が参加)や各国大使らが目の前にいるという臨場感

ひらめき国際会議が実は雲の上の存在ではないという親近感

ひらめき第一線で活動している人たちの情報量とスピード感

といった点です。

電車の時間が迫っていたため、会議をすべて傍聴できなかったものの、

参加した生徒たちと後でまとめの時間をつくりました。

国際競争力と日本の教育について、陰山メソッドの陰山先生が信毎に載せた記事を補助教材に使って、

みんなで今後の気持ちの持ち方、目線の広げ方について考えました。

(中学生に対しては、核軍縮自体について語ることより、自分の人生に置き換えて今日の興奮を明日にどうつなげていくのかを考えることの方が教育では大事と思っています)

「円安の方がいいの?円高の方がいいの?」

「お年寄りがこれからたくさん増えて、子どもの数が減ってしまったら、日本はどうなっちゃうの?」

「正社員で就職するには、自分の中で何を身につければいいんだろう?」

「これからもっと外国の人と競争しなくてはいけなくなってしまうんだね。私今のままなら負けちゃうよ。」

「日本の若者が怠けていたらいけないね。」

こういった意見や疑問が出されました。

Kが考えることについては、Kなりのコメント出したりもしましたが、

まとめとして子どもたちに言ったことがあります。

「あれが問題だ、これが問題だ、ってことなら誰でも言える。自分が提起した問題に対して、じゃあ自分ならどうやって解決していこうか、という解決策までを考えられる人になろうとすることが、これからのみんなに求められていることだよ。」

それを聞いた子の一人が、

「じゃあ…、やっぱ勉強はした方がいいよね?」

という質問をしてきました。

皆さんならなんと答えますか?


Kはこう答えました。

「学校で教えられる内容はたくさんある。その知識や情報を整理できなかったり、自分のたてた目標を達成できない人が、会社で働いているときに出てきた問題を整理できたり、会社の目標を達成できると思う?」

「できないと思う。」

と生徒たち。そこで、こんな質問をしてみた。

「あなたたちが経営者なら、そういう人を採用したいと思う?」

「思わない。」

生徒たちが即答したので、まとめに入りました。

「じゃあ、まず社会に出る前に、自分の力を勉強で試してみたらどう?知識を整理したり、計画を立てて実行したり…失敗しても誰にも責任が及ばないし、社会に出るためのいい練習になるんじゃない?」

その翌日…(つまり今日)

今、昨日の生徒たちが自習に来ています。

誰に言われたわけでもないのに。

がり勉しているわけではなさそう。

笑い声も聞こえる。

でも、シーンとしている時間もたくさんある。

参加した子たちにとっていい経験だったと思えるようになるには、スタートしたこれからです。

大人たちもその気持ちをサポートしなくてはなりません。

このモチベーションをどう維持させ発展させていくかも、当会とご家庭の役目であると思っております。

posted by kumpu at 15:50| イベント