2012年09月30日

過去のメールから今の自分を知る

今日は学校では滅多に(というかほぼゼロに等しく)教えないことですが、
でも、本当はとても必要なのではないか、と思うことについて、少し。

メールについてです。

受けた情報を受けっぱなしにする場合もありますが、
こちらから出す情報もありますね。

今どきの子供たちなら、メール、ブログ、チャット、SNS、等。

Kが接した生徒のうち、「1日80通くらいは当たり前にメールしてますよ。」
という子もいました。

もちろん、その中には「exclamation&question」や「るんるん
などしか書かずに送信するメールも1通に含まれているらしいですが。

この20年で、コミュニケーションツールの世界が一気に広がりました。

Kが高校生のときは、卒業間近にポケベルがようやく個人の手に渡るくらいになり、
大学生で携帯を持つようになり、
卒業前にパソコンを使った情報処理が身近になってきた…
というくらいでした。

情報を受け取る、ということは、それだけ情報が出されている、ということですから、
「出している人」がいるのです。

あなたが誰かにメールを送るということは、
あなた自身も、当然情報を出している人なのです。

Kはブログを出しているので、このブログを読んでくださっている方がいるということは、
Kが情報を発信しているのです。(当然ですね)

そこで、本題にはいります。

必要だけど遅れているな、と思っているのが、

自分の出した情報がどのように周りの人に受け取られているか、または
自分の出した情報がどういう人に受け入れられているか、
自分の出した情報から、本当に自分が出したかった結果を引き出せていたか、

という冷静に自分を知る手段。

こんなに情報があふれている時代の中で、そんなことを知る機会が圧倒的に少ないように思います。

また、たとえばブログを1つ、ツイッターで一言など発信したら、その記事は全世界の人たちが見ることができるので、
そういう自覚を持って情報発信する「視点」を養う必要もあります。

時々、「私は本当はそんな人じゃないけど、誤解されることが多い」という人がいます。

Kもありますよ。生徒から教えられたのですが、

「第一印象が、この先生のスピードについていけるか心配」というようにみられるようなのです。

「でも、いったん授業を受けると、こんなに親身になってわかりやすくしっかり教えてくれる先生だったんだ、とわかったので、センセイ、損ですよ!」

と笑いながら言われたことが何回かあります。

それまでは、自分がどんなふうに見られているかわからなかったので、
自分なりに解釈した自分を当てはめて生活をしていたのですが、

そういう意見を複数聞いてから、

Kはそれを何とか変えるようにするか、それとも、それをギャップの刺激としてうまく付き合っていくか、

考えることができたのです。

結局、その折衷案的に生きることになりましたが(笑)

自分を一つ知れてよかったと思いました。

つまりは、それが自分の個性として使いこなせるようになるということです。

だから、「自分は誤解されやすい…」という言葉が出るということは、まだ自分を知るアンテナが甘いかもしれません。

そういう人は、はたして本当の自分を見せていなかったのか、それとも本当は自分が思い込むだけの自分がいるのか、そこまで考える到達点に至っていないのでは?

どうやったら自分が納得する解決を得られるか、という方法を考える以前の段階ですね。

しかし、自分を知る方法って、ありそうでないのが実情。

だから、知るためにアンテナを張るようにするのです。

その一つが、電子データ。メールが一番身近だと思います。

自分の出した情報をまず解析してみるということ。

メールなど、後に残るものは、とっても役に立ちます。

口で言ったことは「言った、言わない」でもめますが、
メールは後から読み返すことができます。

自分のパターンがわかるかもしれない。

パターンを見つける、ということが目的です。

感情が高ぶっている時の感じ方と、感情が落ち着いている時の感じ方、全然ちがいますものね。

一度、恥ずかしいけど、やってみてください。

相手からの評価を気にするあまり、自分の考えが出せないメールになっていたかもしれないし、

相手の気持ちをイラつかせてしまったために、本心が伝わっていないメールになっていたかもしれません。

または、いつもダンナ様に愛情表現をしているつもりでいたけど、

このところメールに全然書いていなかった、とか。

いろいろな傾向が見えてきます。

自分を知ると、相手への言葉かけも変わってきます。

子供は、そんな大人たちからの言葉かけのシャワーを見聞きしながら成長していきます。

そして子供たちにもそろそろこのことを知ってほしいな、と思います。
posted by kumpu at 23:49| 気まぐれ講座